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緊 急
災害支援部
困った時はお互い様!
通常活動地域を飛び出して支援する事もあります。
平成23年3月11日金曜日 午後2時46分 東日本大震災が起きました。 特定非営利活動法人ニードケアプロデュース 災害支援部 としまして、今回の被災地域が広範囲であり被害が甚大であること、インフラ整備の遅れなどから現地入りがなかなか出来ませんでした。 ここ、愛知で出来ることの災害支援はないだろうか?専門性を活かした支援は出来ないだろうか? そう思いたどり着いたのが、「あいち児童発達支援連絡会」で、愛知県の事業所が集まり支援をすることでした。 近くならまっ先に駆けつけて、現地で支援することも大事ですが、遠方ゆえの支援の仕方もあると考えます。遠方から一事業所がせっせと動くより、遠方だからこそ複数でまとまり力を合わせて、力を大きくして現地に力を届けることも効率が上がるため、そんな支援の在り方も必要な事であり、具体的な支援も見つかりました。 既に、いくつかの成果も出始めています。現地でのマンパワーはいくらでも必要です。現地での活動は関東に沢山いる人達のマンパワーに期待し、ここ愛知からは遠隔だから出来る支援、遠方だから出来るという、遠方とうデメリットをメリットにして支援していきます。 ★2011年7月5日(火) NHK『ほっとイブニング』にて放送。 8月5日〜19日 福島県の障がい児親子を愛知(NCPの理事長宅)にお招きし、リフレッシュ&累積被曝を減らしてもらいます。14・15日は飯田の事業所の方で1泊して天竜舟下り・伊那谷道中にも行きます。愛知では、各会員さんの児童デイサービスに行ったり、ボランティアさんと一緒に遊びに行ったり。基本は子供をあずかる形でお母さんにリフレッシュしてもらう時間を作ります。途中、お盆休みのお父さんも合流して親子共々、良い想い出になってもらえたらと思います。 他に、「あい発連」として2組の家族が、名古屋の事業所にお盆休みの2泊3日で過ごします。 福島では、水遊び所か外遊びすら出来ない所もあり、発達障がいのある子供とその家族は、とても苦しい夏休みを過ごさなければいけなくなっています。 自力で愛知に来てもらえるという過酷な条件で、来たくても来れない方々も多いと思いますが、来てくれる3組の家族をせいいっぱい「あい発連」として、支援していきます。 |
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2004年10月23日土曜日午後5時56分 新潟県中越地方において 震度7という大規模な地震が起き多くの家屋が全半壊し、 尊い命や財産を失い多くの住民の心に深い傷を残しました。 11月9日に未だ余震の続く、中越にボランティアへと向かいました。 目的地は震災の被害が一番大きかった北魚沼郡川口町です。 現状の把握のためにひとまず3日の活動の予定で、 被災した障害児者の状況を把握すべく向かいました。 しかしこれが、2005年2月19日までの長期(延べ3ヶ月)に渡る 支援活動になるとは思いもよりませんでした。 一生忘れられない出来ごと。 二度と会うことの難しい全国の仲間 共に乗り越えた大雪、被災地の方々 いつまでも忘れません。 記録として、今後の災害支援の参考に 5年を経て、ここに記させていただきます。 PTSDは、時間が経って出現することも少なくありません。 何かありましたらいつでもご相談下さい。 心の災害支援はまだ続いています。 ★川口町ボランティアセンター 元気もりもり隊 タクさん★ 川口町は、タクさんの心の故郷となりました。 |
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言葉のボキャブラリーの少ない 子供の心のケアは、困難です。 年齢が低ければ低いほど難しい 言葉ではないケアが必要 子供の心のケアは、 愛情 優しさ 心強さ 安心感 ケアする者は、 一人一人を心で感じ 心の叫びを聞き分ける そして、心で伝え、 心で感じてもらう。 本人も周囲も気付かず 傷ついて… 後に発症するかもしれない PTSDの可能性も考え 子供の明るい未来のために NCPは活動してきます。 |
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■災害支援において必要な2つの支援 被災地の災害ボランティアセンターは、被災状況において物理的な復興とインフラの整備がされると災害ボランティアセンターは終結します。 その後、川口町災害ボランティアセンターでは、阪神淡路大震災での災害支援の反省点から、孤独死やPTSD問題があり、川口町復興ボランティアセンターへと名称を変え、心のケア活動を中心に支援されていきました。 中越地震におきましては、この川口町のボランティアセンターが最後まで活動しています。 この心のケア活動は災害ボランティアセンターだった頃から活動されています。 復興ボランティアセンターになってから、物理的な支援の手は減ると思われましたが、稀に見る大雪で雪かきという、物理的作業もしながら復興ボランティアセンターは心のケア活動をしていきました。 復興を手伝うのは、心の復興です。 幸いにも、雪かき作業が慣れない地域からのボランティアさんが、汗水流して腰痛めて頑張ってやってくれる事から、地域の人達との心の繋がりが強くなっていく事が出来ました。 その心の繋がりの強さが、疲れ果てたボランティアさんに元気を与え、頑張るボランティアさんに地元の人達も元気を与えられたと思います。 |
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■川口町(災害・復興)ボランティアセンターは最高の組織でした いくつも、災害に関するボランティアセンターを知っているのではないのですが、レポートにもある通り、迅速な組織形成とその中身の充実さには驚かされました。 インスタント組織にも関わらずその結束とチームワークは、内部抗争もありながらも崩壊せずに続いてこれたのも、組織がしっかりしていたからであり、目的が見失われなかったからだと思います。 災害支援のボランティア組織の手本として記録に残し、後世に伝えていく事がとても重要であると思い、このページを作ることになりました。 私自身、このNPO法人の代表をやり舵をとっているのですが、組織の作り方動かし方、統率の仕方、どれをとっても難しく困難極まりない事であると実感していますし、ここで多くの事を学ばせてもらいまいた。 この支援で関わった多くの人達に感謝しております。この場をお借りしてお礼を申し上げます。 |
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